私のムルティプラももれなく純正塗料が劣化して、内装がべとべと&かさかさ祭りでした。
毎日触れるところなので、少しでも気分良く乗れるように外せるパーツは外して再塗装してしまおう作戦です。
とはいっても塗装は超初心者なので、べとべとが取れればいいや~くらいの気持ちで作業してます。もちろん缶スプレーです。
まずはエアコンパネルから。画像はすでに外したところ。風量調節ダイヤルを抜くと隠しネジがありました。
外したパネルをばらしていきます。プラスドライバー1本でここまで分解できました。
ハザードなどの5連スイッチやコンプレッサーのスイッチは爪で引っかかっているだけですが、もろくて割れそうなので注意が必要でした。
また、どこからか謎のスプリングが飛び出してきて、何に使うかいまだに解らず・・
表示の部分は塗るだけならマスキングでも良いような気もしましたが、べとべとを丸洗いしたかったためイルミネーションも外しました。
イルミネーションユニットはパネルに接着剤で止まっているので覚悟がいりましたが、マイナスの精密でこじって徐々に外しました。
少し割ってしまった部分もありましたが、見えない部分なので良しとします・・
ここまで分解すれば、あとはパネルを洗って塗るだけです。
洗うのに夢中で写真を撮るのを忘れましたが、油汚れ用マジックリンのみでべとべとが面白いように落ちました。
同様にスイッチも洗っておきます。
スイッチは、表面がマジックリンの強さに負けてしまいました。クリアーで隠せるか不安です。
いよいよペイントですが、今回はシリコンオフ→ミッチャクロン→染めQブラックグレー→染めQ保護クリアの順で塗ってみました。
ホームセンターの缶スプレーはブラックとダークグレーはよく見かけるけど、純正ぽい黒に近いグレーってなかなか無いんですよね・・
ご近所3件回って唯一あったのが染めQのブラックグレーでした。
本当はつやなしの純正風に仕上げたかったのですが、磨きの自信がなかったのでクリアーでごまかします。
不安だったスイッチですが、クリアー厚塗りによってだいぶマシになりました。
ハザードボタンの赤い部分が薄くなってしまいました・・・
初めて使った染めQは値段が高いだけあって塗りやすいです。3分間隔で重ね塗りができるので、作業時間短縮にもなりました。
ただキズ隠しは全くできません。下地の僅かなでこぼこも鮮明に浮き上がります。
本当に塗るというより染めているようです。模様を残したい革製品にはうってつけですね。
なにはともあれ塗り終わりました。
約2日ほど自然乾燥させてから組み立てます。
イルミネーションを外す際に割ってしまった部分には、再び接着剤を使って組み立てました。取り付け後も不具合なく動いてくれて一安心です。
つやつやのエアコンパネルだけ内装から浮いてしまっていますが、べとべとするよりかは遥かにマシですね。
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