耕運機?耕耘機?耕うん機?
三菱のホームページでは「耕うん機」となっているのでこれで統一。
今日は先週お売りいただいた、不動のミニ耕うん機をいじります。
まずは高圧洗浄機であらかたの汚れを落としました。
頑張れば動きそうな雰囲気。
点火にトライしてみたくなりますが、ダメージ与えても嫌なので我慢して整備します。
最初に見るのはガソリンタンク。
樹脂製のタンクなのでサビの心配がないのはいいですね。
100ccくらい入ってるガソリンは腐ってるんだろうな~
でもわりかしきれいなタンク内。
ちょっとおもらしがあるので、汎用のOリングをかまします。
ガソリンはドロドロになっているわけでもないので、少し足して洗って抜きました。
つづいてプラグの点検。
違う番号のが付いていました。
説明書があるのはマジでラッキー。
標準は「BP6HS」
一応新品に変えておきます。
ここから楽しい吸気系です。
カバー開けてびっくり、エアフィルターは朽ちてました。
舞い上がった土埃を吸い込んだのかドロドロになっています。
エアクリーナーカバーの10mmナット2個を外すとキャブが取り外せます。
簡単な構造で、このカバーとキャブを2個のナットで一緒に留めてあるだけでした。
キャブはミクニ製でした。
内部はきれいだったので、分解せずキャブクリーナーとパーツクリーナーで洗います。
ガスケットは用意できなかったので、液ガスを塗っておきました。
朽ちたエアフィルターの代わりは、汎用の2輪用エアフィルター1.5cm厚を代用します。
これで吸気系は終わりです。
次にオイル交換。
エンジンオイルのドレンは刻印のすぐ横の10mmのボルト。
そしてオイルキャップがなぜか2つある。。
てっきりエンジンオイルとギヤオイルで分かれているんだと思ったが、ギヤオイルのドレンはかなりアクセスしづらいところにある。
試しに1枚目のキャップから規定量のオイルを入れると、2枚目のキャップのゲージも規定量に。
どうやら中は繋がっているらしい。
GM82Pは汎用エンジンなので、機種によってどの向きからもオイル交換が安易にできるような構造なのでしょうか?
まあ、三菱製なので。
とりあえずオイル交換終了。入れたのはモノタロウのSAEグレード10W-30。
最後にVベルトも硬かったので新品にしておきます。
Vベルトの品番は「LA-34」
ここまでやってから、初めて試し掛けしてみます。
三菱 MM206 始動動画
すんなり掛かりました^^
GM82Pは4ストですが、2ストベスパみたいなエンジン音がたまらないですね。
アイドリングを低くするとかっこいいです。
結構調子良さそうなので、クリーニング・注油後に販売します!
おわり