2018年製の、ぱっと見きれいな東芝の洗濯機。
蓋を開けて中を覗いてもとってもきれいです。
しかし、中からはあま~い匂いが漂っており、試運転の水も少し白いような。。
はは~ん。こうなると分解洗浄です。
上蓋を開け、ドラムを外してみると・・・
黒いものがびっちりこびりついてます。
外したドラムも黒いものがこびりついています・・・
実はこれ、水に溶けずに残った衣料用柔軟剤なんです。
この機種は柔軟剤を、すすぎの前の脱水時にドラムの遠心力を利用して外側の壁に付着させ、すすぎで貯まった水に溶かす方法で投入するのですが、水量が少なかったり柔軟剤を入れすぎたりを繰り返すとこのように溶けずに残って固まってしまいます。
そこに衣類から落ちた汚れやカビが付着して、このように黒色に変色します。
柔軟剤は規定量を守って投入口に入れるか、すすぎの時に一時停止してから直接投入するのをおすすめします^^;
さて、このままではもちろん商品にはなりませんので、掃除をしなくてはいけません。
この固まった柔軟剤ですが、ハイターや洗濯機用の洗浄剤では落ちません。
お湯にしか溶けてくれませんので、熱湯をかけながらスクレーバーで剥がしていきます。
削るときにキズを付けてしまうと、そこに汚れが溜まりやすくなるので注意です。
仕上げに高圧洗浄機をかけると、とてもきれいになりました。
次はドラムです。
ステンレス製だからと言って汚れが付かないわけではありません。
2年間の使用でだいたいこんな感じです。
外せる部品は外して、隙間に入ったカビや汚れを落としていきます。
真ん中の大きなドラムはさらに3分割できますが、今回は爪の形状などからここまでで止めて清掃します。
こちらも高圧洗浄機を使用して、とてもきれいになりました。
組み立ては慎重に。
ネジ受けがプラスチックなので、トルクをかけすぎると破損します。
外した時にネジロック材が付いていた箇所には、再びネジロック材を添付しながら組んでいきます。
はい、完成!
その後、一通り試運転して商品になります。
東芝 2018年製 全自動洗濯機 AW-45M5
こちらは¥16,800+税で販売中です!
フラワーでは買取品を商品化するために、汚れの多いものは分解洗浄しています。
が、故障のリスクもありますのでバラさないに越したことはないと思います。
以上、分解洗浄のすすめ!ではなく、柔軟剤の入れすぎに注意というおしらせでした~!